報酬はカレー?
2月24日
会長が山に上がって行くのを眺めながら倶楽部の練習合宿中、大きな事故も無く無事に帰れるな・・・と朝食を終えて宿の前で山を眺めていたら、宿のオーナーから声が掛かりました・・・同じ宿に泊まっていた、まだ学生らしき青年がボードで肩からこけたらしく、「左肩の脱臼かもしれないんですが診てもらえます?」まぁ、診てみましょう・・・と言うことになりました。
青年は左肩が痛くて腕が上がらない状態でした。触診して、骨折は無さそうなので肩鎖関節の脱臼の処置をしました。受けた本人にも分かったらしく「あっ、入った!」と嬉しそうでした。「腕を上げて見ろ」「痛くないっす!有難うございます(^^)/」そこで倶楽部のメンバーがからかい半分で「じゃ、2万円な!」って言ったら「えっ?」と一瞬固まった(^_^)
「保険証持って来てないだろ、病院に言ったらレントゲンと処置と薬でもっと取られるぞ~、ねっ、たくみ先生!」と、僕にふってきました。心配そうに僕を見ているので「まぁ、今度会ったらカレーでもおごってよ」と言うと、「はい、わかりました。ありがとうございました」と嬉しそうにゲレンデに消えて行きました。ラッキーな奴だな・・・と副会長がポソリ。
帰り支度で板を運んでいる時に、先ほどの青年が通りかかり、左手を高く上がながら「調子いいっす!」と声を掛けてくれました。白馬の病院で半日潰さず滑れて良かったね・・・君もいつか何処かで誰かの役に立ってあげて下さいね・・・名前も知らない青年との小さなご縁でした。
帰りに白馬のスーパーで雪中キャベツを買いに寄ったのですが、「素材の風味を生かしてじっくり丁寧に造りました」と書かれているいなご佃煮を発見‼
イナゴ・・・本当に食べるんだぁ・・・僕はムリです(>_<)