当帰
3月31日
毎週の様に野菜を買いに行くお店で珍しく当帰(とうき)の葉が売られていました。学生の頃、時代遅れだと友達に揶揄われながら、ゼミで生薬を取っていた僕が少しうんちくを言えば、当帰はセリ科の多年草で白い小さな花を咲かせます。
日本の当帰は根っこが少し紫がかっていて、この根っこの乾燥したものが生薬として使われます。17世紀頃から大和地方(奈良)周辺に自生していた様ですね。
薬効としては鎮痛・抗痙攣作用・抗凝血作用があると記憶しているので、こむら返りなど筋が攣ったりした時に病院で、当帰芍薬散と言うのがよく処方されたりするんだよね。飲んだことが有る方も多いのでは(^_^)