片思い
9月23日
昨日の夜に和田先生から情報をもらって、早速「鍼聞書」の展示されている吹田の国立民族学博物館へ行きました。
昨年11月に九州国立博物館へ見に行ったのですが、展示の時期が合わずに振られてしまいました。しかし、こんなところでお会いするとは・・・縁はタイミングだと再認識致しました。
この書は十数年前に九博の倉庫で見つかり、それまで日本最古とされていた文字で残っている鍼灸の書の歴史を塗り変え、現在はこの書が日本最古となっています。この本の著者は永禄十一年(1568年)戦国時代に活躍した茨木元行(茨木市在住)という鍼医者です。
江戸末期の150年前位に写し治しているようで、色合いも文字も綺麗に残っています。因みに複製本は89000円(ハリキュ~)税別と、ダジャレを織り込んだ値段です(>_<)
この特別展は「驚異と怪異、想像界の生きものたち」という事で、河童や人魚などもあり、ベビーカーに乗った男の子が、中国の獅子舞を指さして「ワンワン」と言っていたのが微笑ましく思いました。